NOCTURNE

全公演終了いたしました。
ご来場ありがとうございました。

朝起きた。音楽が鳴っている。時刻を示すものが夏の暑さのせいか融けてグデッとしていた。それをみて僕は何だか泣きそうになった。そいつは何も答えない。ずいぶん前からだ。何かを忘れている気がする。そんなことはもうどうでもいいのだ。音楽はずっと鳴っている。ノクターンだ。(―プロトテアトル第4回本公演「ノクターン」)