■日時 5月16日(土)15:00☆/19:00☆
5月17日(日)11:00☆/15:00
※上演時間は約95分を予定しております。
☆終演後、《April》参加団体のアーティストと参加団体とでアフタートークを行います。
■会場 KAIKA
コトリ会議
『チラ美のスカート』
[脚本・演出]山本正典
[出演]牛嶋千佳 要小飴 若旦那家康 渡邊歩惟 織田拓己(カラ/フル) タメカツヒロ
[作品紹介]
恐竜時代を終わらせた程の隕石が地球にぶつかる確率って、思ったよりあるらしい。人類はどう立ち向かうのか。隕石を爆破させるだなんてだめだ。分散されたそれでも巨大な塊が幾つも地上に降り注ぐかもしれない。地球をズラすのは良いアイデアだけどだめだ。技術がない。そしてズラした後も怖い。太陽系の惑星は絶妙なバランスで配置されているんだ。チラ美は今日、クレープ屋の面接に来ていた。
[profile]
舞台美術に大きなテーブルをよく使う。劇団員で作るテーブルもあるし、舞台美術家さんに立派なテーブルを注文する事もある。テーブルが使えないイベントでは、マイムでテーブルを作る。テーブルが好き。テーブルを囲んで会話する二人、テーブル上の水差しの中の水面が心なしか揺れている、緊張感がとても好きな劇団。
Quiet.Quiet
『条例』
[構成・演出]辻崎智哉
[出演]生駒怜子 野村明里 江川未来 他
[作品紹介]
2015年5月21日で裁判員制度の立法から11年、施行から6年が経ちます。罪と罰を問うにはあまりに稚拙で不備が多い法律だと僕は感じています。本年はイスラム国の台頭もあり、死刑や死刑制度についてもまた同様に思うことがあります。今回は、そんな「法律と人間の関係」を切り口に、ちょこっとブラックな作品をお届けします。ご期待ください。
*京都芸術センター制作支援事業
[profile]
2013年9月設立。Quiet.Quietは身体性に特化した演劇表現にて心象風景を浮き彫りにし、世界の何処に行っても直感的に理解が出来る表現、言語での理解を必要としない演劇を究極的な目標としています。
アトリエ劇研創造サポートカンパニー
ロームシアター京都オープニング記念事業『冠事業』選出団体
万博設計×プロトテアトル
『INEMURINOKUNI』
[脚本・演出]橋本匡市(万博設計)
[出演]小島翔太 豊島祐貴 西琴美 FOペレイラ宏一朗
[作品紹介]
「居眠り」というのは日本独自の行為だそうです。
「INEMURI」は英語、ドイツ語、ロシア語にもなっている。
「働き過ぎだ」「無防備すぎる」「oh…」そん な外からの心配をよそに忙しなく働き続け、居眠り、時に居眠るフリする島人達。
両団体とも初の団体コラボレーション企画は、会話も対話もあり得ない居眠り中に潜む沈黙からの狂騒物語。
日本発、夢観る短編演劇。
[profile]
万博設計…「演劇×○○」をコンセプトに、二作品同時上 演、千田訓子一世一代一人芝居など様々な形態で公演を上演。現在「俳優設計」を実施中。
プロトテアトル…「prototheatre=試作劇場」
生活、言語、記憶、現代のあらゆ るものを標本化し抽出する「サンプリング」をコンセプトに会話劇、現代アングラなどを上演してきた。ウイングカップ5にて最優秀賞を受賞。